タイミーやってみた 1回目

おじさんタイミー日記

とにかく後がない

お金が尽きて食いっぱぐれる想像で毎日焦るばかり

何かできるバイトや稼ぎ口はないか常にweb検索

そんな中ネットで見つけたバイト、しかもそれはスキマバイトとやら

スキマバイトって何??

こんな知識レベルからスタート

タイミーというアプリを使う

タイミーとか初めて聞いたな、、

そして何とかアプリを操作してこぎつけたマッチング先は近所の某中華チェーン店のキッチン補助

18時から23時まで時給1300円

どうやら交通費込みで7560円

悪くない

ここはプライベートで何回か利用したお店だから

何となく仕事内容は想像できるので自分にも何とかこなせるかも

よし、この募集を応募してみよう

ポチっとマッチング

やっちまった!もう後にはひけない!

すごく怖くなってきた

この50歳すぎたおじさんが使い物になるのか

仕事が始まる1時間前になると心臓がバクバク

いやー無事にできるかな

不安しかない

そしてついに就業時間がせまる

意を決して出陣

見慣れたお店の前まで来るとどうして良いかわからない

お店に入ってすぐに目についた学生風のスタッフに

『タイミーから来ました』

と告げると『2階に上がって』と促される

2階に上がると店長と言われる人が待っていた

『⚪︎⚪︎さんお待ちしてました!』

明るく出迎えてくれたのは気さくな店長だった

怖い人じゃなくてよかった、、、ちょっと安心した

『じゃあチェックインしてくださいね』

QRコードにかざして要するにタイムカードを打つ

へえ、、こんな仕組みなんだ。よくできたタイミーの仕組みに妙に感心

制服に着替えて自分のほっぺをたたきながら気合いを入れる

『はじめて何でよろしくお願いします』

虫のような小さな声で怯えながら伝えると

『大丈夫ですよ、緊張しないで』

どこまでも優しい店長だった

幸いにもこの日はあまり忙しくなく

指示に従って餃子焼いたり洗い物したり

主には店長の世間話で気楽な会話をしながら時を過ごした

大きなピークもなく

そしてついに終了の時間が来た

何とか無事終わった、、、

初めてのギグワークが自分にも対応できる程度の仕事の職場で良かった

『賄い良かったら持って帰ってくださいね』

餃子のおみやげを渡された

期待していないごはんまで頂けるなんて!うれしい

50歳も過ぎたおじさんが、

全精神力と体力と気力をフルに使いきった疲労感が炸裂

同時に達成感が込み上げてくる

良い職場だったことを感謝しながら店長にお礼を伝え店を後にする

帰り道、頑張ったな自分よ、頭を何回もなでてみた

こんな感覚は社会人になってすぐの30年前ぶりか

自宅に着いて少し冷めた餃子を頬張った

味は普通なのだろうが頑張った報酬というとてつもない達成感で100倍美味しく感じた

こうしてタイミー1回目はとてもスムーズかつ気分良く終えた

ギグワーク、もしかして良いかも!

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